室生寺の見どころ五重塔と石楠花と仏様のご利益

室生寺の見どころ

京都で生まれ育ったsinsiです。
幼少期に2度も生死の間をさまよいながらも、神様や仏様のご利益・ご加護をいただいて、60年以上京都で平穏に暮らしています。

このページでは、奈良県宇陀市のパワースポット室生寺(むろうじ)の見どころと仏様のご利益を紹介します。

室生寺は見どころ満載の奈良県のパワースポット

室生妙吉祥龍穴
奈良県宇陀市の室生川の畔に佇む室生寺は、大寺院でありながらしっとりとした雰囲気の優しいお寺です。

室生の地は、古代から龍神の住むパワースポットとして大切にされてきました。

特に、室生寺の近くにある室生龍穴神社(むろうりゅうけつじんじゃ)と、その奥宮の妙吉祥龍穴は強力なパワースポットです。

後に平安京に遷都される桓武天皇が、まだ皇太子(山部親王)だったころに病気になられました。

『こりゃぁ、エライこっただ。』

と、都人は上を下への大騒ぎ。

当時からパワースポット(?)として有名だった室生の龍穴に、5人のエライお坊さんを派遣しました。

そして、恐ろしいまでの強力パワースポットの龍穴で、山部親王の病気平癒のご祈祷。

その甲斐あって、山部親王は快癒されました。

よかった、良かった。

この霊験に感謝して、山部親王の発願で賢璟(けんきょう)が室生寺を建立したと言われています。

室生寺の創建については、天武天皇の発願で役小角(えんのおづぬ=役行者:えんのぎょうじゃ)が草創し、弘法大師が再興したとする説もあります。

五重塔と石楠花で有名な女人高野

室生寺五重塔
室生寺と言えば、日本史の教科書にも必ず出てくる五重塔が有名です。

そして、『女人高野(にょにんこうや)』という呼び名。

昔、日本の神社やお寺は、女人禁制でした。

室生寺と同じ真言宗の高野山は、女人禁制が徹底されていました。

高野山では、女人堂というお堂までしか女性は入れませんでした。

しかし、室生寺は、早くから女性の入山を認めていたため女人高野と呼ばれ、多くの女性に信仰されてきました。

また、室生寺と言えば、石楠花(しゃくなげ)が有名です。

境内のあちこちで、石楠花の綺麗な花が楽しめます。

室生寺の見逃せない見どころ10選

室生寺は、見どころがたくさんあります。

国宝や重要文化財もたくさんあって、どこもかしこも見どころだらけという感じです。

そんな中で、sinsiの独断と偏見を持って見どころを10ヵ所選びました。

  • 国宝 五重塔
  • 石楠花(しゃくなげ)3,000本
  • 太鼓橋と表門
  • 仁王門と仁王様
  • 鎧坂の石積みの階段
  • 弥勒堂と弥勒菩薩像
  • 国宝 金堂と釈迦如来立像
  • 国宝 本堂(灌頂堂)と如意輪観音菩薩像
  • 奥の院参道の階段と無明橋
  • 重要文化財 奥の院の御影堂

では、室生寺の見どころ10選を紹介します。

室生寺の見どころ1 国宝 五重塔

見どころの五重塔
室生寺と言えば、五重塔。

五重塔は、室生寺へ行ったことがなくても、一度くらいは写真を見られたのではないでしょうか。

日本史の教科書にも、写真入りで出てくることが多い有名な五重塔です。

本堂の横の階段を見上げると、正面に五重塔が見えます。

女性的なほっそりとした雰囲気を漂わしている五重塔は、まさに女人高野を代表する見どころの一つです。

五重塔は弘法大師一夜造りの塔

室生寺の五重塔は、屋外にある五重塔では最も小さな五重塔です。

その為、弘法大師が一夜にして建立したといわれ、『弘法大師一夜造りの塔』の呼び名もあります。

しかし、いくら弘法大師がスーパー超能力者であっても、さすがに一夜ではできないでしょうね。

でも、そんな呼び名がある程、華奢で優雅な五重塔です。

室生寺の見どころ2 石楠花(しゃくなげ)3,000本

見どころ石楠花
室生寺には、石楠花(しゃくなげ)が、3,000本も植えられています。

仁王門の手前から、石楠花が咲き誇っています。

仁王門をくぐって金堂や弥勒堂に続く石段の鎧板(よろいざか)は、石楠花の見どころの一つです。

それと、本堂から五重塔にかけての階段付近も、石楠花が両サイドに植えられていてとってもキレイです。

また、受付から入って、仁王門と反対方向にある本坊や慶雲殿の前も美しい石楠花が咲き誇る見どころです。

sinsi的には、五重塔に向かう階段付近の石楠花がおすすめです。

室生寺の御朱印帳にも、石楠花が描かれています。

石楠花の見ごろは4月中旬から5月中旬

室生寺の石楠花は、4月中旬から5月中旬までが見ごろだそうです。

sinsiが行ったのは、4月23日でした。

室生寺は、山の中にあるお寺で、標高約400mに位置しています。

この環境が、石楠花に適しているのでしょうね。

毎年美しい花を咲かせて、参拝者の目を楽しませてくれます。

室生寺の見どころ3 太鼓橋と表門

見どころ太鼓橋
室生寺の前には、室生川の清流が流れています。

その室生川にかかるのが、朱色の太鼓橋です。

太鼓橋の正面には、室生寺の表門があります。

太鼓橋の両サイドは、紅葉の名所でもあります。

新緑の季節は、青モミジが美しいです。

大きくアーチを描く朱色の太鼓橋と正面の表門、紅葉(青モミジ)は、室生寺に行って最初に目にする見どころです。

室生寺の見どころ4 仁王門と仁王様

室生寺の見どころ仁王門
受付で入山料を納めて右手を見ると、朱色の美しい仁王門があります。

白い壁に朱色が映える色鮮やかな門で、室生寺の見どころの一つです。

仁王門の両サイドには、怖い顔をしたムキムキマッチョな仁王様が立っておられます。

向かって右に赤い阿形(あぎょう)の仁王様、左に青い吽形(うんぎょう)の仁王様。

阿吽(あうん)の呼吸の語源で、阿形は口を開けていて物ごとの始まりを表します。

吽形は口を閉じていて、物ごとの終わりを意味します。

どちらも迫力満点のお姿で、お寺の中に悪い奴が入ってこないように守っておられます。

室生寺の見どころ5 鎧坂の石積みの階段

見どころ室生寺鎧坂
仁王門を過ぎて、突き当りの手水舎を左に曲がると、自然石が敷き詰められた鎧坂(よろいざか)があります。

鎧坂は、ちょっと急勾配ですが、幅が広くて美しい階段です。

石段の上を見上げると、国宝の金堂が見えます。

鎧坂は、自然石なので、段の高さも幅も一定ではありません。

石段の表面も、くぼんでいたり、斜めに傾斜していたりと、少々歩きにくいです。

でも、奥の院まではの道のりは、鎧坂の何倍も歩きにくくて急な石段です。

室生寺へは、履きなれた靴で行くことをオススメします。

鎧坂の中腹あたりの左手に、弁財天社があります。

弁財天は、財運を司る七福神の中の一尊で、金運・財運・恋愛運・勝負運などのご利益があります。

ちなみに、弁財天のお使いは白蛇です。

白蛇と言えば、金運財運のご利益が昔から有名です。

ぜひお参りして、金運のご利益をタンマリと授かってくださいね。

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室生寺の見どころ6 弥勒堂と弥勒菩薩像

見どころ弥勒堂
鎧坂を上りきって左側にあるのが弥勒堂(みろくどう)です。

弥勒堂は、杮葺き(こけらぶき)の入母屋造り(いりもやづくり)で、重要文化財に指定されています。

弥勒堂には、ご本尊として弥勒菩薩立像(みろくぼさつりゅうぞう)が安置されています。

弥勒菩薩立像は、重要文化財に指定されています。

以前は、国宝の釈迦如来坐像が安置されていましたが、2020年に寶物殿に移されました。

弥勒堂には向かって左手に地蔵菩薩像、向かって右手に神変大菩薩(じんぺんだいぼさつ=役小角:えんのおづぬ)像が安置されています。

室生寺の見どころ7 国宝 金堂と釈迦如来立像

室生寺の見どころ金堂
弥勒堂を越えて少し行くと、すぐに金堂があります。

鎧坂(よろいざか)の下から見えているのが、国宝に指定されている金堂です。

金堂には、ご本尊として釈迦如来立像が安置されています。

この釈迦如来立像(しゃかにょらいりゅうぞう)は、榧(かや)の一木像で国宝に指定されています。

釈迦如来立像の両側には、向かって右に薬師如来立像(やくしにょらいりゅうぞう)と左に文殊菩薩立像(もんじゅぼさつりゅうぞう)が安置されています。

薬師如来立像も文殊菩薩立像も重要文化財に指定されています。

室生寺の見どころ8 国宝 本堂(灌頂堂)と如意輪観音菩薩像

室生寺本堂
金堂の左奥の方に行くと、本堂(灌頂堂 かんじょうどう)があります。

本堂(灌頂堂)は、真言密教として最も大切な儀式である灌頂(かんじょう)を行うお堂です。

室生寺で中心となるお堂です。

灌頂とは、簡単に言えば、仏様との縁を結んだり、修行を終えた僧に阿闍梨の位を許すための儀式です。

本堂(灌頂堂)には、とっても優しく穏やかなお顔の如意輪観音菩薩像が安置されています。

如意輪観音菩薩像は重要文化財で、日本三如意輪の一つとされています。

室生寺の見どころ9 奥の院参道の階段と無明橋

室生寺の見どころ無明橋
本堂(灌頂堂)の左手に、石段があります。

この石段を上がったところに、室生寺のシンボルともいえる国宝 五重塔があります。

この美しい五重塔を横目にさらに進んでいくと、奥の院への参道となります。

奥の院への参道を少し行くと、朱色の無明橋があります。

この辺りには、見上げるような巨木がたくさんあります。

急な石段と巨木の中にある朱色の無明橋も、室生寺の見どころの一つです。

俗世間とは違った、神聖な空気が漂ってきます。

奥の院への石段はまるで天国への階段

室生寺石の階段
奥の院までの石段は、急こう配で段差も高いです。

しかも自然石なので、高さも幅もマチマチです。

そんな上りにくい石段が、五重塔から奥の院まで約400段あります。

急こう配で急角度で折れ曲がっていて、まるで天国へ続く階段のように思えます。

ヘロヘロになって、この急な階段をのぼりながら、『帰って来たヨッパライ』の歌を思い出しました。

『帰って来たヨッパライ』の一部歌詞を紹介すると、

オラは死んじまっただ
オラは死んじまっただ
オラは死んじまっただ 天国に行っただ
長い階段を 雲の階段を
オラは登っただ ふらふらと
オラはよたよたと 登り続けただ
やっと天国の 門についただ・・・♪

こんな歌を思い出しながら、天国への階段のような奥の院の参道をオラはヨタヨタと登っただ。

そういえば、受付の所に杖の貸し出しがありました。

なんで杖が置いてあるんだろうと思ってはいたのですが…。

400段もあるこんな急な階段が待ち受けていたのです。

しかも、仁王門から奥の院までは、何と700段もあります。

素直に杖を借りるべきでした。

コロナ感染を恐れて、最初は手すりを持たずに上っていたんですが…。

最後の方は、細い鉄の手すりに、しがみつくように上っていました。

でも、巨木の間を縫って上る急な石段は、室生寺の見どころの一つです。

室生寺の見どころ10 重要文化財 奥の院の御影堂

見どころ御影堂
長い階段を 石の階段をふらふらと上り詰めて、やっと奥の院についただ♪

そんな感じがする奥の院。

奥の院には、弘法大師をお祀りする御影堂(大師堂)があります。

小ぶりなお堂ですが、日本各地にある大指導の中でも最も古い大師堂で重要文化財です。

御影堂(大師堂)の前にある常燈堂(位牌堂)の後ろ側も、室生寺の見どころの一つです。

山の上から眺望が開けて絶景です。

室生寺の仏様とご利益

仏様のご利益
室生寺には、たくさんの仏様がお祀りされています。

全てはとても紹介しきれないので、代表的な仏様とそのご利益を紹介します。

  • 本堂(灌頂堂)の如意輪観音菩薩
  • 金堂の釈迦如来
  • 弥勒堂の弥勒菩薩
  • 寶物殿の十一面観音菩薩

以上の仏様とご利益について簡単に紹介します。

仏様とご利益1 本堂(灌頂堂)の如意輪観音菩薩

本堂(灌頂堂)の如意輪観音菩薩(にょいりんかんのんぼさつ)は、観心寺・神咒寺(かんのうじ)の如意輪観音とともに日本三如意輪の一つとされています。

6本の腕があり、如意宝珠と輪宝を持っておられます。

如意宝珠は、全ての願いを叶えるものです。

輪宝は、煩悩を破壊するものです。

如意輪観音菩薩は、全ての人の苦しみを取り除いて、全ての願いを叶えてくださるというありがたい仏様です。

如意輪観音菩薩の具体的なご利益としては、

  • 智慧
  • 財福
  • 福徳授与
  • 安産
  • 延命
  • 良縁
  • 縁結び
  • 子育て

などのご利益が有名です。
ご真言は、

  • オン・ハンドマ・シンダマニ・ジンバラ・ウン

です。

仏様とご利益2 金堂の釈迦如来

金堂のご本尊の釈迦如来像(しゃかにょらいぞう)は、榧(かや)の木の一木造で国宝に指定されています。

釈迦如来は、仏教を開かれたお釈迦様です。

元々は、薬師如来像として作られたことが分かっています。

釈迦如来像の多くは、右手をあげて左手は下に垂らしています。

左右どちらの手も手のひらをこちらに向けられていて、これには意味があります。

右手は施無畏印(せむいいん)といって、畏れを取り除いてくださる意味です。

左手は与願印(よがんいん)といって、願いを聞き届けて望むものを何でも与えてくださる意味です。

釈迦如来のご利益は、具体的なものは示されていませんが、人々に悟りを開かせることがご利益です。

ご真言は、

  • ノウマクサマンダ・ボダナン・バク

です。

仏様とご利益3 弥勒堂の弥勒菩薩

弥勒堂の弥勒菩薩立像(みろくぼさつりゅうぞう)は、室生寺の中で最も古い仏様です。

榧(かや)の木の一木造で重要文化財に指定されています。

体のわりに頭が大きいのが特徴で、ほっぺたが長い気がします。

弥勒菩薩は、現在は兜率天(とそつてん)という天界で修行されています。

お釈迦様が入滅されてから56億7千万年後、この世に現れて人々を救ってくださる仏様です。

56億7千万年後とは、途方もなく先の未来です。

でも、地球を含めた太陽系が消滅する頃とほぼ同じと言われています。

ご利益は、

  • 民衆救済

ということで、人々を苦難から救ってくださるご利益があります。

ご真言は、

  • オン・マイタレイヤ・ソワカ

です。

仏様とご利益4 寶物殿の十一面観音菩薩

寶物殿の十一面観音菩薩立像(じゅういちめんかんのんりゅうぞう)は、令和2年に金堂から寶物殿に遷座されました。

十一面観音菩薩立像榧(かや)の木の一木造で、国宝に指定されています。

十一面観音菩薩は、頭の上に十一の顔を持って、全方向を見守られています。

十種勝利(現世利益)と四種果報(死後成仏)という様々なご利益を授けてくださる仏様です。

室生寺寶物殿の十一面観音菩薩立像は、ふっくらとしたほっぺたに、チョッと突き出した赤い唇が印象的な優しいお顔立ちの仏様です。

  • 延命
  • 病気平癒
  • 財福授与
  • 勝利
  • 災難厄除

ご真言は、

  • オン・ロケイジンバラ・キリク・ソワカ

です。

アクセスと拝観時間・入山料

室生寺の拝観時間と入山料をまとめました。

拝観時間 8:30~17:00
12/1~3/31の間は9:00~16:00
入山料 大人600円・子供400円
所在地 〒633-0421
宇陀市室生78

アクセスは、近鉄室生口大野駅から室生寺前行きバスに乗って、終点『室生寺前』で下車して徒歩5分です。

近鉄室生口大野駅から、14分~15分ほどです。

室生寺
奈良県宇陀市室生78

室生寺の五重塔と石楠花と仏様 まとめ

五重塔
室生寺の五重塔や石楠花、見どころ、仏様のご利益を紹介しました。

とっても静かで優しい感じのするお寺でした。

奥の院までの石の階段には疲れましたが、これも室生寺の見どころの一つだと思います。

石楠花の季節や紅葉、新緑や青モミジ、雪景色など、四季様々な美しさを感じられる室生寺。

五重塔はじめ各お堂も趣があります。

近くには、龍神様のパワースポット室生龍穴神社(むろうりゅうけつじんじゃ)もあります。

アナタも是非、室生寺にお参りして癒されてくださいね。

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