京都で生まれ育ったsinsi★です。
幼少期に2度も生死の間をさまよいながらも、神様や仏様のご利益・ご加護をいただいて、60年以上京都で平穏に暮らしています。
このページでは、京都の新京極通にある蛸薬師堂 永福寺(たこやくしどう えいふくじ)で、お母さんの癌封じと病気平癒のご利益祈願された21歳の女性 A・Yさんの口コミ体験談を紹介します。
A・Yさんは、京都在住の方ですが、なかなか蛸薬師堂 永福寺にお参りする機会がなかったそうです。
病気平癒と癌封じのご利益で有名な蛸薬師堂永福寺
京都に住んでいる21歳のOLしているA・Yです。
家族と、病気平癒と癌封じのご利益で有名な蛸薬師堂 永福寺に行きました。
蛸薬師堂 永福寺は、境内に足を踏み入れるだけでもご利益があると言われているすごいお堂です。
河原町三条に立ち寄った際、家族と蛸薬師堂 永福寺の前を通った時に、前から行きたかったので行きました。
蛸薬師堂永福寺に母の癌封じと病気平癒のご利益祈願
蛸薬師堂 永福寺は、癌封じ、病気平癒や厄難についてのご利益があるらしい、ということは以前から知っておりました。
それで、一度行きたいと思っていましたが、それまではなかなか時間が取れず行くに行けませんでした。
家族で出かけた際、急遽予定がキャンセルになり時間ができたため、この機会にと足を運びました。
蛸薬師堂 永福寺では、主に母の病気平癒・癌封じのご利益をお願いしました。
その他のお願いとしては、
- 自分自身の健康運
- 家族に厄難が訪れませんように
など、ご利益を望めるお願いをしました。
蛸薬師堂 永福寺に参拝をしたのが、ごく最近のことなので、今のところあまりご利益を感じるできごとはありません。
しかし、母の持病が少し落ち着いているため、すでにご利益があるのかもしれません。
蛸薬師堂 永福寺にはタコがたくさん居ます
蛸薬師堂 永福寺にはタコがたくさん居ます。
- なで薬師(御賓頭盧蛸:おびんずるだこ)
- 手をかざすと苦悪を吸い取るタコ
- 竜門師作と書かれた多幸(タコ)
この他、タコの絵馬やおみくじもあります。
蛸薬師堂のお堂内には、蛸薬師堂がなぜ蛸を祀るようになったのかということや、その逸話が書かれた看板などがありました。
お寺としては小さめながら、大変興味深いものでした。
また、お堂内では献花の代わりに風車が販売されていました。
そこかしこに風車が飾られ、見ているだけでも可愛らしく心が落ち着くような感じがします。
お堂内の落ち着いた雰囲気とも重なって、人の少ない時間であれば尚更素敵な時間を過ごせるかと思います。
訪れるにあたって、おすすめの時間は早朝かお昼時です。
早朝であれば、参拝されている人が特に少ないため、お堂内に置かれたベンチで足を休めつつ本殿を眺めることもできます。
昼時は少し人が多いものの、昼食にいく方が多いためか、少しだけ参拝しやすいかと思います。
蛸薬師堂 永福寺の蛸みくじがかわいくてオススメ
蛸薬師堂 永福寺には、いくつかのおみくじがあります。
可愛らしいのは蛸みくじです。
蛸みくじは一個500円と、一見お高めに見えるかもしれません。
でも、おみくじを挟んだリアルな蛸の置物は、小さめのインテリアにもなりそうなクオリティでした。
蛸薬師堂 永福寺に来た記念のお土産にもなると思います。
やっぱり生まれ育った京都が大好きです
生まれ育った土地と言うこともあって、私は京都が大好きです。
京都が好きなのは、ただ歩くだけで歴史を感じたり、風情を感じられるところです。
最近、電柱が全くない通りなどの景観保全の工事が完了しています。
そうした魅力を、いっそう磨いて行こうとする京都の取り組み自体にも、感心するところがあります。
また、京都は食文化も充実しています。
ラーメンや抹茶スイーツ・パンなど、特定の食分野においては激戦区とも呼べる地域です。
なので、開店から数年立っても生き残っている店舗は、ほとんど間違いがありません。
特にパンは、日本でも一番の激戦区です。
不思議なことに、京都の人は、日本一パンをよく食べます。
どのお店に入ってもお洒落な店内に美味しいパンが食べられるなど、パン好きの私としては個人的に一番気に入っている点でもあります。
京都を散策する時間が取れたら、嵐山に行こうと思っています。
嵐山は、幼い頃に一度行ったきり、一度も行けていないためです。
京都に住んでいると、逆に自分から観光地に行かないことが多いです。
その分、時折、京都の観光地に足を運ぶと大変楽しいことがよくあります。
ですので、嵐山方面に足を運ぶことで、食べ歩きのお店や知らなかった京都の歴史などを知ることができるのではないかと思います。
京都在住のA・Yさんの蛸薬師堂 永福寺の参拝とご利益の口コミ体験談を紹介しました。ここからは、sinsi★が、少し蛸薬師堂 永福寺とご本尊の薬師如来のご利益などについて紹介をします。
蛸薬師堂 永福寺のご由緒と仏様
蛸薬師堂 永福寺は、僧林秀が薬師如来の夢告を受け、最澄が彫った薬師如来の石仏をお祀りしたのが始まりです。
元々は、二条室町にありました。
その後、豊臣秀吉が京都の防衛や水害対策のために、寺町通に寺院を集めました。
その時に、蛸薬師堂 永福寺も、現在地の新京極通りに移りました。
蛸薬師堂 永福寺のご本尊は薬師如来
- ご本尊:薬師如来
蛸薬師堂 永福寺のご本尊は薬師如来(やくしにょらい)です。
蛸薬師如来(たこやくしにょらい)とも言われます。
薬師如来は、東方浄瑠璃世界(とうほうじょうるりせかい)に住んでおられる仏様です。
薬師如来のご利益は病気平癒と現世利益
薬師如来のご利益で最も有名なのは、病気平癒です。
薬壺(やっこ)を持って、病と苦しみを癒して、私たち人間を救ってくださるので、大医王(だいいおう)、医王善逝(いおうぜんぜい)とも呼ばれます。
薬師如来のご利益としては、
- 病気平癒
- 眼病治癒
- 健康長寿
- 身心安穏
- 災難除去
- 安産祈願
- 衣食充足
- 諸願成就
などの現世利益を授けてくださる仏様です。
とってもありがたい仏様ですね。
蛸薬師堂 永福寺の名前の由来
蛸薬師堂 永福寺の蛸薬師(たこやくし)は、珍しい名前です。
京都には『蛸薬師通り』があるので、京都の人にとっては馴染みのある名前なのですが…。
この蛸薬師通りも、元々は蛸薬師道の参道であることから、蛸薬師通りになりました。
そんな蛸薬師道の名前の由来は、諸説あるのですが、有力な説は2つあります。
一つは、元々永福寺があった二条室町には池があったことから澤薬師(たくやくし)と呼ばれていました。
それが訛って、蛸薬師になったという説。
もう一つは、永福寺にいた僧の善光による親孝行の話です。
善光には、病気の母親が居ました。
その母親がタコが食べたいと言うので、善光は悩みながらも僧でありながらタコを買いました。
それを町人たちに見とがめられました。
『お前は僧やのにタコを食うんか?その箱の中を見せてみろ!』
このように町人にとがめられた善光は、
『このタコは母の病気が良くなるように買いました。どうかこの難局をお助け下さい。』
と、一心に薬師如来に祈りました。
すると、タコの足が光を放ちながら法華経八巻に変化しました。
この光を浴びた母親の病気も快癒したという伝説です。
善光の蛸薬師伝説が、最も有名な蛸薬師の名前の由来です。
京都の蛸薬師堂 永福寺のご利益 まとめ
蛸薬師堂 永福寺は、京都の学生や修学旅行生で賑わう新京極通りに面しています。
寺町通の隣にある商店街です。
sinsi★が学生だった頃は、新京極に映画館などがたくさんあったのでよく行きました。
中学や高校生の時、学校の帰りに内緒で映画を見に行ったこともよくありました。
マクドナルドでマックシェイクを買って、友だちとよく映画を見たもんです。
ゲームセンターもあったので、高校生にとっては行きたくなる場所でした。
喫茶店などでインベーダーゲームもよくしました。
何十年も前の古い話ですが…。
そんな京都の繁華街にある蛸薬師堂 永福寺は、小さいけどご利益バツグンのパワースポットです。
あなたも、京都に来られた際は、ぜひ蛸薬師堂 永福寺にお参りしてみてくださいね。