大国主命は縁結びの神様 ご利益と神社と神話

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京都で生まれ育ったsinsiです。

幼少期に2度も生死の間をさまよいながらも、神様や仏様のご利益・ご加護をいただいて、60年以上京都で平穏に暮らしています。

このページでは、縁結びのご利益の専門家とも言える大国主命を紹介します。

大国主命のご利益は、日本の神様の中でも最高に幅広いご利益があります。

このページでは、縁結び・良縁祈願・恋愛運アップを中心に紹介させていただきます。

たまに関西弁になってしまうのでカンニンどす。

出雲大社の主祭神大国主命は縁結びの神様

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出雲大社(いづも おおやしろ)の主祭神として有名な大国主命は、日本一の縁結びの神様として若い女性にも大人気です。

  • ステキな彼氏と出会えますように!
  • 今付き合っている彼氏と結婚できますように!
  • 片思いの彼と相思相愛になれますように!

など、恋愛運や結婚運の聖地として、恋人同士のカップルや若い女性の一人旅で、お詣りされている姿をよく見かけます。

井原西鶴の『世間胸算用』に『出雲は仲人の神』と書かれていることからも、大国主命は江戸時代から縁結び・恋愛運・結婚運の神様と認識されていたのでしょうね。

恋愛だけじゃない大国主命の縁結びのご利益

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でも、大国主命の縁結びは、男女の恋愛運に関する縁結びだけじゃないのです。

ありとあらゆるものとの縁を、しかも良縁を結んでくださるのが大国主命のご利益なのです。

例えば、

  • お金との縁結び
  • 学校との縁結び
  • 就職先の会社との縁結び
  • 取引先との縁結び
  • 家族との縁結び
  • 家や土地との縁結び
  • 仕事との縁結び
  • 上司や同僚、部下との縁結び
  • 学校の先生や友達との縁結び
  • 研究や趣味との縁結び

などなど、大国主命は、あらゆるものとの良縁を結んでくださる日本一の神様です。

なので、大国主命のご利益は、人間が生きていく上で関わる全てのものに対するご利益を授けてくださるとってもありがたい神様なのです。

大国主命はなぜ縁結びの神様になったの?

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大国主命が、縁結びの神様なったのは、国譲り神話によります。

国譲り神話については、後で詳しく説明しますが、その時に天照大御神との約束で、大国主命は縁結びの神様になられたのです。

国譲りを承諾された大国主命に対して天照大御神は、

『これから後、この世の目に見える世界の政治は、私の子孫にやらせるわ。あなたは目に見えない世界を司ってや。ほんで、そこにはたらく『むすび』の霊力によって人々を幸福に導いておくれやす。(sinsi訳)』

と、言われ、大国主命は、目に見えない世界の『むすび』の霊力を司どり、神事(かみごと 神々の世界)を治めることになりました。

これによって、大国主命は、あらゆる縁を結んでくださる縁結びの神様になられました。

大国主命と天照大御神の国譲り神話

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大国主命が登場する神話の中でも、国譲り神話は非常に重要な神話です。

少し長くなりますが、簡潔に国譲り神話をまとめます。

大国主命は、農業、漁業、殖産、医薬等の様々な知識技術を人々に教え、豊かな国を造られました。

農作物や稲がよく実った国は、『豊葦原瑞穂国(とよあしはらのみずほのくに)』と呼ばれるほど、豊かな国になりました。

そんな豊葦原瑞穂国(=葦原中国:あしはらのなかつくに)を高天原から見た天照大御神は、

『豊葦原瑞穂国はメッチャええ国やん。私の子孫に譲ってほしいわ。(sinsi訳)』

と思い、何とか手に入れようとされました。

そこで、天照大御神は葦原中国を平定するために、次男の天穂日命(あめのほひのみこと)を派遣しました。

でも、天穂日命は、大国主命に心服し、大国主命の家来になってしまい、3年経っても何の連絡もしませんでした。

仕方なく天照大御神は、2人目の使者として天若日子(あめのわかひこ)を派遣しました。

しかし、天若日子は、大国主命の娘神の下照姫(したてるひめ)に惚れてしまい、結婚して豊葦原瑞穂国に住み着いてしまいます。

大国主命は、人情があったのか、魅力があったのか…

神様に好かれる親分肌で、神様の中の神様という存在だったのでしょうね。

使者が、戻ってこないので、天照大御神は軍事行動を起こします。

最後の切り札の軍神 建御雷神(たけみかづちのかみ)を派遣します。

建御雷神は、稲佐の浜に十掬剣(とつかのつるぎ)を逆さに立て、その剣先の上に胡坐を組んで国譲りするように、大国主命に直談判します。

大国主命は、

『国譲りのことは、御子神の事代主命(ことしろぬしのみこと)に聞いてくれ。(sinsi訳)』

と答えました。

建御雷神が、事代主命に交渉すると、

『イヤやけど、アンタ怖いし国譲ったげるわ。(sinsi訳)』

と、アッサリ承諾しました。

大国主命は、もう一人の御子神の建御名方神(たけみなかたのかみ)にも聞くように言いました。

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建御名方神は力自慢の神様で、

『誰や、エラそうにワシらの国を譲れ言うてる奴は!ほな、ワシと力比べしよか。(sinsi訳)』

と、建御雷神に挑みましたが負けてしまい、諏訪の国まで逃げて、国譲りを承服しました。

建御雷神は、大国主命に国譲りの意思をもう一度確認しました。

すると、大国主命は、

『しゃーないし、国譲ったげる。その代わり、高天原の大神の御殿みたいな大きい立派な社殿を建ててくれ。(sinsi訳)』

建御雷神は約束通り、出雲国の多芸志(たげし)の浜に立派な社殿を建てました。

そして、豊葦原瑞穂国を無事平定した建御雷神は、高天原に復命しました。

モテモテの神様だった大国主命の恋愛運のご利益

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大国主命は、天穂日命(あめのほひのみこと)や天若日子(あめのわかひこ)に慕われるように、男神にとって魅力的な神様でした。

でも、女神からはもっともっと魅力的に見えたのでしょうか、モテモテの神様でした。

縁結びや良縁祈願など恋愛運アップのご利益の専門家

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あらゆる縁を結んでくださる大国主命ですが、特に恋愛運アップのご利益が有名です。

それもそのはず。

大国主命は、女神からモテモテで、奥さんが15柱以上います。

実際にどれだけの妃神が居たのかは、残念ですがsinsiは知りません。

なんせ、御子神は『古事記』には180柱、『日本書紀』には181柱も居たと書かれています。

大国主命は、精力も絶倫の神様だったのです。

こんなモテモテの大国主命は、恋愛運や結婚運の縁結びや良縁祈願のご利益の専門家と言えそうです。

大国主命の妃神(奥さん)

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大国主命の奥さん(妃神)は、ものすごくたくさん居られます。

ごここでは、その中でもとくに有名な

  • 八上比売(やがみひめ)
  • 須勢理毘売命(すせりびめのみこと)
  • 神屋楯比売命(かむやたてひめのみこと)
  • 多紀理毘売命(たきりひめのみこと)
  • 沼河比売命(ぬなかわひめのみこと)

について、簡単に紹介します。

八上比売(やがみひめ) 因幡の白兎神話に登場する美女神

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八上比売(やがみひめ)は、因幡国(いなばのくに)の絶世の美女と評判の美女神です。

大国主命の兄神たちは、美しい八上比売に求婚するため、大国主命一人に自分たちの荷物を持たせて因幡国へ行きました。

でも、八上比売は、意地悪な兄神たちではなく、大国主命を選んで結婚します。

このことから、兄神たちは大国主命を逆恨みして2度も殺してまいます。

その都度、母神の刺国若比売(さしくにわかひめ)の努力で、大国主命は生き返ります。

大国主命は、兄神から逃れるために須佐之男命(すさのおのみこと)が住んでいる根の国に逃れます。

須佐之男命の根の国から帰り、兄神たちを平定した大国主命は八上比売を宮殿に招きます。

しかし、八上比売は、次に紹介する正妻の須勢理毘売命の嫉妬心に恐れをなしてしまいます。

生まれたばかりの赤ちゃん(木俣神:きのまたのかみ)を木の俣に挟んで、因幡の国へ帰ってしまいました。

八上比売をかわいそうに思うのは、sinsiだけでしょうか。

須勢理毘売命(すせりびめのみこと) 正妻で須佐之男命の娘神

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須勢理毘売命(すせりびめのみこと)は、大国主命の正妻です。

須佐之男命(すさのおのみこと)の娘神でもあります。

逆恨みする兄神達から逃れるため、大国主命は須佐之男命が住んでいる根の国に行きます。

そこで出会ったのが、須勢理毘売命です。

二人は、お互いに一目惚れします。

須佐之男命は、可愛い娘を取られてたまるかと、大国主命に様々な試練を与えます。

大国主命は、須勢理毘売命の助けを受けてその試練を切り抜けます。

とうとう、生大刀(いくたち)生弓矢(いくゆみや)を持って、須勢理毘売命と駆け落ちします。

その時には、須佐之男命も大国主命を大した奴だと認めています。

須勢理毘売命は、美女ですが、メッチャ気が強くて、やきもち焼きの女神です。

でも、かわいい一面もある魅力的な女神です。

神屋楯比売命(かむやたてひめのみこと) 事代主命(ことしろぬしのみこと)の母神

神屋楯比売命(かむやたてひめのみこと)は、古事記にだけ登場して、日本書紀には名前がありません。

国譲り神話で登場する事代主命(ことしろぬしのみこと)の母神です。

事代主命は、現在でも宮中にお祀りされている非常に重要な神様です。

初代の神武天皇(じんむてんのう)も第2代の綏靖天皇(すいぜいてんのう)も、事代主命の娘神を皇后にしています。

多紀理毘売命(たきりひめのみこと)は宗像三女神の美女神

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多紀理毘売命(たきりひめのみこと)は、須佐之男命(すさのおのみこと)が天照大御神と誓約をしたときに生まれた非常に美しい三姉妹の女神です。

この三姉妹の神様は、福岡県にある宗像大社にお祀りされているため、宗像三女神と言われる神様です。

天照大御神が、須佐之男命の十握剣(とつかのつるぎ)を噛み砕き、吹いた息から生まれたのが、多紀理毘売命たち宗像三女神です。

多紀理毘売命は、非常にご神徳の高い神様として知られています。

栃木県日光市の日光二荒山神社(ふたらさんじんじゃ)に、大国主命と御子神の味耜高彦根命(あじすきたかひこねのみこと)と共にお祀りされています。

沼河比売命(ぬなかわひめのみこと)の御子神は建御名方神(たけみなかたのかみ)

沼河比売命(ぬなかわひめのみこと)は、高志国(こしのくに 現在の福井県から新潟県)の沼河に住む美人(?)の誉れ高い女神様です。
古代からの翡翠の産地です。

国譲り神話に登場する建御名方神(たけみなかたのかみ)は、沼河比売命の御子神です。

大国主命が活躍する神話

古事記は、天皇家の系図を中心に編纂された神話です。

しかし、古事記の神話の中の3分の1が、大国主命をはじめとする出雲の神話で占められています。

古事記だけでなく、日本書紀や出雲国風土記、播磨国風土記にも大国主命が活躍する神話がたくさんあります。

ここでは、その中でもとくに有名な、

  • 因幡の白兎の神話
  • 大国主命の再生神話
  • 須佐之男命の試練と須勢理毘売命との駆け落ち

を紹介します。

この中でも、因幡の白兎の神話は特に有名で、童謡の『大黒さま』にも歌われているので、アナタも知っておられるかもしれません。

因幡の白兎の神話

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因幡国(いなばのくに)に、八上比売(やがみひめ)というたいそう美しい女神がいることを聞いた、八十神(やそがみ=大国主命の兄神たち)たちは、求婚するために因幡国に行くことにしました。

八十神たちは、自分たち全員の荷物を大国主命にだけに持たせて手ぶらで歩いていきました。

その途中、皮を剥かれてが苦しんでいる白兎に会いました。

八十神たちが、白兎にどうしたのかと聞くと、

『隠岐島から海を渡るために、サメを騙して並ばせて数を数えながら踏んで海を渡った。あと一歩のところで、お前たちは騙されんだとサメに言ったため、最後のサメに皮をはがされてしまったのです。』

と、泣きながら白兎が答えました。

意地悪な八十神たちは白兎に、

『海水に浸かり、風に当たってよく乾かし、高い山の頂上で寝ていれば治る』

と、ウソの治療法を教えました。

八十神たちの言うとおりにした白兎ですが、さらにひどくなって痛くて痛くて泣いていました。。

その後、大きな荷物を担いだ大国主命が、八十神たちからかなり遅れて、傷が悪化して苦しむ白兎の前を通ります。

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大国主命は、

『きれいな真水で体を洗い、蒲(がま)の穂をとって敷き散らして、その上を転がって花粉をつければ治るよ。』

と、優しく教えてあげました。

すっかり元気になった白兎は、

『八上比売は、兄神たちとは結婚せず、あなたと結婚するでしょう。』

と予言しました。

そんなことを知らない八十神たちは、八上比売に次々と求婚します。

でも、八上比売は、

『私はあなた方ではなく、大国主命と結婚します。』

と八十神たちをそっけなく振ってしまい、大国主と結婚することにしました。

八上比売に振られた兄神たちは逆恨みをして、大国主命を2度も殺してしまいます。

しかし、その度に母神の刺国若比売(さしくにわかひめ)が、高天原の神産巣日神(かみむすひのかみ)に懇願して、大国主命を生き返らせてもらいました。

生き返った大国主命は、兄神から逃れるため、須佐之男命が居る根之堅洲国(ねのかたすくに)に行きます。

そこで、のちに正妻となる須勢理毘売命(すせりびめのみこと)と出会うのです。

大国主命の再生神話

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憧れの八上比売(やがみひめ)を取られた八十神たちは、大国主命を逆恨みします。

八十神たちは、伯岐国の手間の山麓に大国主命を連れて行き、

『この山には、赤くてデッカイ猪がおる。ワシらが上から追い下ろすさかい、お前はそのイノシシを捕まえろ。ええか、失敗すんなよ!(sinsi訳)』

と言って、山の上からイノシシに似た真っ赤に焼いた大きな石を落とします。

真面目な大国主命は、赤く焼けた石をガシッと抱きとめます。

当然ながら、大やけどを負った大国主命は、そのまま死んでしまいます。

大国主命の死を知って嘆き悲しんだ母神の刺国若比売(さしくにわかひめ)は、天上界の高天原に居る神産巣日命(かみむすひのみこと)のところに行って、

『神産巣日命さま、なんとか我が子の大国主命を助けておくれやす。あの子、エエ子やねん。(sinsi訳)』

と泣いてお願いしました。

そこで、神産巣日命は、キサ貝比売(きさがいひめ)と蛤貝比売(うむがいひめ)を遣わしました。

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キサ貝比売は赤貝の神様、蛤貝比売はハマグリの神様です。

キサ貝比売は、自分の身を削って赤貝の粉末にし、蛤貝比売がそれを受けて蛤の白い汁で溶いた乳汁を大国主命の体に塗りました。

お蔭で、大国主命は、元通り眉目麗しいお姿に戻られました。

これを見た八十神たちは、またもや大国主を殺そうと企みます。

八十神たちは、大国主命を山に連れて行きます。

大きな木を切り倒し、楔を打ってワレメを作り、

『お前、この中に入れ!(sinsi訳)』

と、大国主命を木のワレメに入れました。

一回殺されているのに、素直に従う大国主命は、どこまで人の良い神様なのでしょう。

八十神たちが、楔を引き抜くと、バチコ~~ンと大国主命は木に挟まれて死んでしまいます。

母神の刺国若比売(さしくにわかひめ)は、またまた大国主命を生き返らせます。

刺国若比売は大国主命に向かって

『アンタ、ここに居たらイケズな兄神たちにいつまでも付け狙われて殺されてしまうわ。(sinsi訳)』

と言って、紀伊の国(和歌山県)の大屋毘古神(おおやびこのかみ)の所へ逃がしました。

それでも八十神たちは、紀伊の国まで追ってきます。

どこまでもしつこくてヤラシイ兄神です。

執念深くて情けない奴です。

八十神たちは、大屋毘古神に向かって、大国主命を出せと迫ります。

大屋毘古神は、

『アンタの先祖でもある須佐之男命(すさのおのみこと)が居る根之堅洲国(ねのかたすくに)に逃げろ。あの怖い神様やったら、何とかしてくれるやろう。(sinsi訳)』

と言って、木の俣を潜り抜けさせて逃がしてくれました。

これにより、大国主命は、須佐之男命が住む根之堅洲国(根の国)に行くことになります。

そこで、運命の出会いが待っていました。

須佐之男命の試練と須勢理毘売命との駆け落ち

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大屋毘古神(おおやびこのかみ)のお陰で八十神たちから逃れた大国主命は、須佐之男命が住む根之堅洲国(根の国)に行きました。

そこで美しい女神と会いました。

須佐之男命(すさのおのみこと)の娘神である須勢理毘売命(すせりびめのみこと)です。

大国主命と須勢理毘売命は、互いに一目惚れしてしまい、サッサと結婚してしまいました。

須勢理毘売命は、須佐之男命に大国主命を紹介します。

須佐之男命は、

『なんや!アイツ、葦原色許男命(あしはらしこおのみこと)やんけ。(sinsi訳)』

と言って大国主命に試練を与えます。

蛇がウヨウヨいる部屋やムカデと蜂がワシャワシャいる部屋に、大国主命を寝かせますが、須勢理毘売命の助けで切り抜けます。

次に、須佐之男命は、鏑矢(かぶらや)を野原に放ち、その鏑矢を取りに行けと命じます。

大国主命が野原に入っていくと、須佐之男命は、その野原に火を放ちます。

逃げ場がなくオロオロする大国主命のもとに、ネズミがやってきて

『内はホラホラ、外はスブスブ(外からだと小さく見えるけど、中は大きな空洞になっているよ。)』

と言って地面を踏みます。

大国主命が、地面を力強く踏みつけると、大きな穴が開いて火をやり過ごすことができました。

その上、そのネズミは鏑矢まで持ってきてくれたのです。

ちなみに、この神話から、大国主命(大黒天)の神使(しんし=お使い)はネズミになっています。

須佐之男命は、さらに自分の頭の虱(しらみ)を取れと言いますが、頭にはムカデがイッパイ。

これも、須勢理毘売命の入れ知恵により難を逃れました。

そして、須佐之男命が寝ている隙に、生太刀(いくたち)と生弓矢(いくゆみや)、天沼琴(あめのぬこと)を持って、須勢理毘売命と駆け落ちします。

それに気づいた須佐之男命は、黄泉比良坂(よもつひらさか)まで追いかけ、

『その生太刀と生弓矢で、お前を殺した八十神たちをいてこませ!(sinsi訳)』

『ホンで、須勢理毘売命を正妻として大国主(おおくにぬし)、宇都志国玉(うつしくにたま)と名乗りやがれ!くそっ!(sinsi訳)』

『デッカイ宮殿を建てて豊かな国を造れ。コンチクショーめ!(sinsi訳)』

と言って、二人を祝福して送り出しました。

この後、大国主命は八十神をやっつけて、葦原中国(あしはらのなかつくに)を豊かな国にしていくのです。

縁結び・恋愛運の神様だけあって、大国主命の神話は色恋沙汰の神話も多いです。

大国主命の縁結びのご利益が有名な神社

大国主命のご利益で有名なのは、縁結び

でも、この縁結びは、恋愛運だけじゃありません。

お金、仕事、家族、会社、勉強、取引先など、ありとあらゆるものとの縁結びのご利益を授けてくださいます。

出雲大社(いづもおおやしろ) 島根県出雲市

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出雲大社(いづもおおやしろ)は、大国主命をお祀りする神社の本家本元です。

ご利益は、もちろん縁結び。

以前は、『大社』と名乗る神社は、出雲大社だけでした。

日本一とも言われる大注連縄は圧巻です。

参拝は『二礼四拍手一礼』です。

すごく清浄な空気が流れていて、sinsiは大好きな神社です。

まさに、パワースポットと言える聖地です。

  • 出雲大社(いづもおおやしろ)
  • 島根県出雲市大社町杵築東195

出雲大社以外で大国主命の縁結びのご利益がある神社

大国主命は、物凄い数の別名があり、それぞれの名前でイヤというほどの神社でお祀りされています。

とても全ては紹介できないので、sinsiの独断と偏見で、有名な神社をピックアップして紹介します。

もちろん、どの神社も縁結びのご利益があるので、ぜひお詣りしてくださいね。

大洗磯前神社(おおあらいいそさきじんじゃ) 茨城県東茨城郡大洗町
  • 大洗磯前神社(おおあらいいそさきじんじゃ)
  • 茨城県東茨城郡大洗町磯浜町6890

神田明神(かんだみょうじん) 東京都千代田区外神田
  • 神田明神(かんだみょうじん)
  • 東京都千代田区外神田2丁目16-2

大國魂神社(おおくにたまじんじゃ) 東京都府中市
  • 大國魂神社(おおくにたまじんじゃ)
  • 東京都府中市宮町3丁目1

氷川神社(ひかわじんじゃ) 埼玉県さいたま市大宮区
  • 武蔵一宮氷川神社(ひかわじんじゃ)
  • 埼玉県さいたま市大宮区高鼻町1-407

日光二荒山神社(にっこうふたらさんじんじゃ) 栃木県日光市
  • 日光二荒山神社(にっこうふたらさんじんじゃ)
  • 栃木県日光市山内2307

気多大社(けたたいしゃ) 石川県羽咋市
  • 気多大社(けたたいしゃ)
  • 石川県羽咋市寺家町ク1-1

砥鹿神社(とがじんじゃ) 愛知県豊川市
  • 砥鹿神社(とがじんじゃ)
  • 愛知県豊川市一宮町西垣内2

出雲大神宮(いずもだいじんぐう) 京都府亀岡市
  • 出雲大神宮(いずもだいじんぐう)
  • 京都府亀岡市千歳町出雲無番地

大神神社(おおみわじんじゃ) 奈良県桜井市
  • 大神神社(おおみわじんじゃ)
  • 奈良県桜井市三輪1422

伊和神社(いわじんじゃ) 兵庫県宍粟市
  • 伊和神社(いわじんじゃ)
  • 兵庫県宍粟市一宮町須行名407

金刀比羅宮(ことひらぐう) 香川県仲多度郡琴平町
  • 金刀比羅宮(ことひらぐう)
  • 香川県仲多度郡琴平町892-1

大国主命は縁結びの神様 まとめ

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大国主命について、縁結びのご利益と登場する神話、お祀りされている神社を紹介しました。

大国主命は、ありとあらゆる縁結びを司る日本一の福の神様です。

神話の中では、白ウサギを助ける優しさ、試練に立ち向かう勇気、八十神を成敗する強さ、国譲り神話での潔さが伝えられています。

美しい女神様にもモテまくる、恋多き神様です。

そんなことから、男女の縁結び、良縁祈願、恋愛運・結婚運の上昇のご利益で、女性に大人気の神様です。

御子神も古事記で180柱、日本書紀で181柱もいるので、子宝・子授けのご利益もあります。

さらに、大きな袋と打ち出の小槌を持っている福の神の大黒天とも習合し、金運や商売繁盛のご利益も有名です。

お金、恋愛、家族、仕事、勉強、その他、幸せな人生を送るための全ての縁結びのご利益を授けてくださる大国主命。

アナタも、ぜひ大国主命がお祀りされている神社にお詣りして、たくさんのご利益を授かってくださいね。

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