京都で生まれ育ったsinsi★です。
幼少期に2度も生死の間をさまよいながらも、神様や仏様のご利益・ご加護をいただいて、60年以上京都で平穏に暮らしています。
このページでは、京都の南禅寺と塔頭の天授庵にお参りされた34歳女性の口コミ体験談を紹介します。
京都の宿泊ホテルは、京都花ホテル。
京阪三条駅すぐ前で、祇園や先斗町にも徒歩数分で行ける便利でかわいい京都花ホテルの口コミも紹介します。
京都の南禅寺と塔頭の天授庵のご利益
私は、大阪の田舎の方に住んでいるサーヤです。
現在34歳で独身です。
最近は、ひとり旅を楽しんでいます。
お隣の府県ですが、大好きな京都に一泊二日でひとり旅してきました。
最初のお目当ては、永観堂の紅葉でした。
そして、永観堂のすぐ近くにある南禅寺と南禅寺の塔頭の天授庵にも行きました。
永観堂も南禅寺も天授庵も、すごくキレイで癒されました。
私は、神社やお寺を参拝するときは、いつもお願い事をせずに、心をしずめてお祈りしています。
この方がいいことがありそうな気がしています。
何のご利益をお願いするということもないので、特に目立ったご利益といったものはありません。
しかし、美しい景色をみて参拝すると、心が整い気持ちよく過ごすことができます。
特に、南禅寺や天授庵には朝早い時間に訪れたので、いっそう気持ちが明るくなりました。
それだけでもご利益かもしれません。
南禅寺はとっても広くて美しい寺院
南禅寺のことはよく知りませんでした。
南禅寺や塔頭の天授庵は、自分で購入した観光ハンドブックを見て知りました。
紅葉で有名な永観堂に行こうと決めた際、その近くで有名な観光地がないか探していました。
その時に知ったのが南禅寺とその塔頭の天授庵です。
観光ハンドブックを見ると、南禅寺はとっても広くて美しいお寺のようでした。
歌舞伎のワンシーンにも登場する『山門』があると書かれていました。
そして、美しい庭園の天授庵も境内にあり、たくさんの見所に惹かれ、南禅寺に行こうと決めました。
南禅寺は、そのいたる所にもみじの木が植えられており、紅葉の季節もあいまってどこを見ても美しいと感じられました。
お寺の敷地内には石碑があり、紅葉を背景にシャッターを押すと趣のある写真が撮れます。
山門は、想像していたよりも大きく迫力があり、高さは20メートル以上とのこと。
別途、拝観料が必要ですが高いところから見下ろす景色はまた違った感動がありました。
長い時間歩きましたが、南禅寺の境内の道は整備されていて歩きやすかったです。
南禅寺塔頭の天授庵も紅葉と枯山水が素晴らしい
楽しみにしていた南禅寺塔頭の天授庵も、紅葉と枯山水の庭園が素晴らしいお寺でした。
天授庵は、人が少なければ建物の縁側に腰かけて紅葉を楽しむことが出来ます。
縁側からは枯山水の庭園が手前にあり、そしてその奥に紅葉が広がっていました。
もみじは、こちらに向かってせせり出ているように見えます。
紅葉の様は、黄色、紅、濃い紅のグラデーションがとても美しく、ずっと見ていられるものでした。
天授庵も拝観料が別途かかりましたが、池泉回遊式庭園もあり楽しみがたくさんある場所です。
南禅寺も天授庵も、とても見所の多いお寺で大満足でした。
南禅寺 天授庵の東庭は白砂と苔が美しい枯山水
南禅寺 天授庵の拝観順路に従って歩いていくと、まず枯山水の東庭があります。
白砂の上に四角い切石が直線的に並んでいます。
その切石の周りを、緑濃い苔が生しています。
枯山水の上に覆いかぶさるように、もみじが枝をはり、黄色から濃い紅色までの美しい紅葉がすごくキレイです。
白砂の白、苔と松の緑、紅葉の赤。
いつまでも見続けていたい枯山水の庭園でした。
南禅寺 天授庵の南庭は南北朝時代の味わいの池泉回遊式
枯山水の庭園から順路に従っていくと南庭になります。
紅葉の下をくぐるように歩いていくと、小さな茅葺きの門があります。
南庭は、池をぐるりと回っていける池泉回遊式の庭園です。
南庭は、木の橋や飛び石になっている石橋などで、池を渡っていきます。
池には大きな錦鯉がゆったりと泳いでいます。
木の橋も、飛び石の石橋も、一直線でないところが優雅です。
上を見上げると紅葉が、池の周囲や島を見ると苔の緑が…。
天授庵に、こんなに美しい庭園があるとは思っていなかったので、すごくうれしくなりました。
南禅寺のすぐ側にある永観堂の紅葉は最高です
南禅寺や天授庵を後にして、最初の目的である永観堂に行きました。
永観堂は、門に入る前から紅葉が美しい。
ココだけでも永観堂に来た値打ちがあると思ってしまいます。
でも、拝観料を払って境内に入ると、辺り一面の紅葉です。
池の周りに、紅葉が垂れこめているような…。
しかも、もみじの木の一本一本の色が素晴らしくキレイな紅色です。
これを絶景と言わずして…。
という感じの、正に紅葉の見どころです。
池にハマりそうなほどの人が来られるのも無理はありません。
南禅寺も美しいし、天授庵も綺麗。
そして、永観堂は絶景でした。
宿泊したのは三条京阪駅前の京都花ホテル
今回は、京阪電車の京阪三条駅の真ん前にある京都花ホテルに泊まりました。
京都は、大阪のお隣さんなので、日帰りでもいけるのですが…。
ゆっくり京都を楽しみたいので、よく一泊します。
▼三条京阪駅1番出口から徒歩1分▼
宿泊者はレンタサイクル無料
祇園・先斗町近く
おもてなしの宿 京都花ホテル
京都花ホテルの口コミ 祇園に近いかわいいホテル
京都花ホテルの口コミを書いてみます。
京都花ホテルは、43室しかない小さなホテルです。
でも、永観堂や南禅寺・天授庵からも徒歩圏内の便利さです。
また、祇園にも先斗町にも徒歩で5分ほどで行ける便利な立地です。
今回行きませんでしたが、伏見稲荷大社や東福寺、泉涌寺などの大人気観光スポットにも、京阪電車で10分ちょっとでいけます。
京阪電車や地下鉄東西線の駅は、すぐ目の前に入口があります。
京都花ホテルの特徴は、ホテルの中にレストランがありません。
なので、夕食はホテル以外で食べないといけません。
でも、京都の料亭は高そうだし…。
地理もよく分からないし…。
と、思うかもしれませんが、大丈夫です。
京都花ホテルと提携している料理屋さんが、4軒ほどあります。
宿泊の時に、希望の料理屋さんとメニューを指定できます。
夜の京都の街をぶらぶらとできるのも、旅行の楽しみの一つです。
京都のゆったりとした時間が癒し
私は、京都のゆったりとした時間が癒しになるので大好きです。
京都には、普段目にすることの出来ない昔の建物、風景が残っています。
時代背景や作られた理由を調べながらめぐると、世界遺産や重要文化財を深く楽しむことができます。
歴史的な建物を前に、せわしなく過ぎていく日常を忘れ、ゆったりとした時間を楽しめるのが京都の好きなところです。
またどの季節に、どの時間帯に訪れるのかで違った顔を見せてくれるのも何度も訪れたくなる理由の1つです。
そこにホテルやレストランなど現代の便利さが加わり、大変魅力ある場所になっていると思います。
次回の京都旅行は貴船神社に行きたい
次に京都に行く時は、貴船神社に行きたいと思っています。
京都の有名どころである清水寺や金閣寺などは、何度か行くことができました。
なので、少し足をのばして河原町から離れたところにも行ってみたいと思いました。
貴船神社には水みくじという変わったおみくじがあるとのことで、興味があります。
また川床でお料理をいただけるお店をテレビで何度も見ており、貴船は憧れの地だからです。
ここからは、sinsi★が、少し南禅寺と京都花ホテルについて紹介をします。
南禅寺と天授庵のご由緒とご本尊
南禅寺と塔頭(たっちゅう)の天授庵のご由緒とご本尊の仏様を紹介します。
その前に、
『塔頭て何や?』
という方が居られるかもしれませんので、塔頭について簡単に説明しておきます。
『塔頭』は、元々はお釈迦様のお墓のことです。
それが、だんだんと一般のお墓も意味するようになりました。
南禅寺のような大きなお寺の高僧が亡くなったりすると、本山の境内に小さなお寺や塔を作って弟子たちが守っていくようになりました。
戦国時代になると、戦国武将がお気に入りの本山などに寄進して塔頭を造営し、自分たちの菩提寺とするようになりました。
明治以降は、本山の末寺として独立したお寺になっているものが多くなりました。
南禅寺のご由緒
1289年に亀山上皇が持仏堂として『南禅院』を建立したのが、南禅寺の始まりです。
その後、亀山上皇は出家して法皇となられました。
でも、夜な夜な妖怪が現れたので、開山として無関普門(むかんふもん=大明国師)を招きました。
1334年、後醍醐天皇は、南禅寺を禅寺の五山の第一位とされました。
しかし、足利義満は、自分が建立した相国寺を五山の第一位にするために、南禅寺を別格としました。
これによって、南禅寺は、京都五山や鎌倉五山の上に位置し、日本のすべての禅寺の頂点の格式を持つようになりました。
南禅寺塔頭 天授庵のご由緒
南禅寺開山の無関普門(むかんふもん)は、1292年に東福寺で亡くなりました。
そんなことから、南禅寺には無関普門の塔所(墓所)がありませんでした。
虎関師錬(こかんしれん)というお坊さんは、それを残念に思い、1339年 に光厳上皇から無関普門の塔所建立の勅許を得ました。
そして、1340年に無関普門の塔所として天授庵を建立したのが始まりです。
南禅寺と天授庵のご本尊は釈迦牟尼仏(釈迦如来)
南禅寺と天授庵のご本尊は、釈迦牟尼仏(しゃかむにぶつ=釈迦如来)です。
釈迦牟尼仏とは、仏教を開いたお釈迦様の別名になります。
牟尼とは、聖者という意味です。
釈迦牟尼仏(釈迦如来)のご利益
釈迦牟尼仏(釈迦如来)のご利益は、全ての人を悟りへと導いて下さるご利益です。
釈迦牟尼仏(釈迦如来)の右手は、施無畏印(せむいいん)と言って、畏れや不安を取り除いて下さる意味です。
左手は、与願印(よがんいん)と言って、望むものをすべて与えてくださる意味です。
ということは…。
釈迦牟尼仏(釈迦如来)のご利益は、所願成就。
全てのご利益があると言えそうですね。
南禅寺周辺のご利益が篤い神社やお寺
南禅寺周辺には、ご利益が篤いと有名な神社やお寺がたくさんあります。
例えば、
- 平安神宮
- 日向大神宮
- 知恩院
- 八坂神社
- 岡崎神社
- 青蓮院
- 矢田寺
- 頂法寺(六角堂)
などは、ご利益もあって観光スポットとしても有名です。
京都花ホテル周辺の観光スポット
京都花ホテルは、南禅寺から徒歩圏内なので周辺の観光スポットはダブります。
でも、神社やお寺以外にも観光スポットや紅葉や桜のスポットもたくさんあります。
- 祇園新橋・辰巳神社
- 円山公園
- 京都国立近代美術館
- 京都市京セラ美術館
- 京都文化博物館
などが、おすすめの観光スポットです。
京都の南禅寺と天授庵 まとめ
京都の南禅寺・天授庵と永観堂に行かれたサーヤさんの口コミ体験談を紹介しました。
南禅寺界隈は、お寺や神社も多く、美術館や動物園もある京都市民の憩いの場所でもあります。
紅葉が楽しめるスポットもたくさんあります。
ご利益の篤い神社やお寺もたくさんあります。
ぜひ、アナタも京都に来て南禅寺や天授庵、永観堂の紅葉を楽しみながら、ご利益を授かってくださいね。